スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『水着姿でつかまえて』(けいおん百合妄想SS)

今朝起きてみたら、2ちゃんのスレにメガミマガジンの版権絵が張ってあったんです。

メガミマガジン
(これは私が購入してたヤツ)

で、シチュエーションがイマイチ良く分からんな、というご意見が添えられていたので、
じゃあこんなのどうすか? ということで。

おっと、もちろんです。

では続きからどうぞー。
(サリンジャー先生ごめんなさいw)

追記:2ちゃんのスレにも投下しました。


 『水着姿でつかまえて』




真夏の陽光、潮風の香り、打ち寄せる波の音、そして……先輩の声。

、こら待てっ!」
「あはははっ、こっちですよー先輩っ」

もちろん本気で追いかけっこしてるわけじゃない。ほんのちょっとした、そう、仔猫同士のじゃれあいみたいなものだった。だけど……。

「きゃ……!」

うかつにも私は砂に足を取られ、顔面から砂地に突っ込んでしまった。

「大丈夫か、!?」

あわてて駆け寄ってきた先輩に半身を起してもらう。

「はいっ。ちょっと砂が……ぺっぺっ」
「まったく、小学生みたいにはしゃいでるから」

やれやれと言いながらも、先輩は私の髪やほっぺについた砂粒を丁寧に払ってくれた。
そのひとつひとつの仕草に、とてもドキドキしてしまう。
顔を寄せ、細く長い指であちこち触られているという、たったそれだけのことに。

もちろん先輩に他意があるはずもない。わかっているけど、なんでこんなに意識してしまうんだろう。
そんなことをされているうちに私の身体からしだいに力が抜けていく。
そのうち堪え切れなくなり、背中から砂浜に寝転がってしまう。

「あ……
「せん、ぱい」

喘ぐように呟くことしかできない。情けない私。哀れな私。救いを求めるように両手を伸ばす。

「いい……ですよ、先輩」

胸が破裂しそうに高鳴っていた。一瞬遅れてゴクリという生々しい音が聞こえる。果たしてそれは私のものか、それとも先輩のものだったのだろうか。

意を決した先輩が、ゆっくりと私の上に覆いかぶさってくる。その時。

「みーおー、腹減ったよー」
「あずにゃーん、私とも遊ぼうよー」
「「へっ……」」

私と先輩は、同時に声のした方に顔を向ける。そこには律先輩と唯先輩が、この世の終わりの光景を目撃したかのような表情を浮かべて立ちくすんでいた。

「「お、おじゃましましたー!!」」

そのまま一目散に姿を消してしまう。

「は、はは……」

私たちにできたのは、ただひきつった笑顔を浮かべていることだけだった。
関連記事
スポンサーサイト

テーマ : 百合小説
ジャンル : 小説・文学

現在の位置
百合みっくす
 トップページ
  ├ 月別アーカイブ
  |  └ --年--月 --日 (--)
  ├ カテゴリー
  |  └ スポンサー広告
  └ スポンサーサイト
百合みっくす
 トップページ
  ├ 月別アーカイブ
  |  └ 2010年10月 09日 (土)
  ├ カテゴリー
  |  └ 澪梓妄想SS
  └ 『水着姿でつかまえて』(けいおん百合妄想SS)
by AlphaWolfy
新公式twitter
カテゴリ
タグcloud
プロフィール

あっとあとみっく

Author:あっとあとみっく
おもに百合(GL・ガールズラブ)な小説と周辺情報を公開しています。最近はコミPo!でオリジナル百合4コマも。現在は「けいおん!」、「魔法少女まどか☆マギカ」とオリジナル。カプ傾向は澪梓、憂梓、恵和あたり。あと、ほむほむは百合。
このブログはリンクフリーですが、相互リンクはお受けしておりません。ご了承くださいませ。
注:管理人の名称は「あっとあとみっく」が正式ですが、ごくまれに「藍」と名乗ることもあります。

最新記事
月別アーカイブ
Google フリー検索

Google

WWW検索 ブログ内検索

リンク
バナー
百合みっくす 明日は明日の風が吹く! ものとーんわーるど TRAFFIC JAM Girls Love Search 駄文同盟.com にほんブログ村 小説ブログ 百合小説へ つい・ゆり ~おかあさんにはナイショだよ~
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。